Monthly Recommend – AUG 2024

2024年のフェスラインナップで何度も名前を見かけた彼ら。フェスシーズンにリリースされた2ndアルバム。静と動が幾度となく繰り返され、テンションがMAXを迎えても温かみのあるサウンドで穏やかに楽しめる。

インディペンデントで奮闘する女性SSWの1stアルバム。90sオルタナ+フォークポップで類似のアーティストは数あれど2024年において彼女の存在は特別に感じる。

USスロウコアの5thアルバム。ディストーションギターの復活とシューゲイザーサウンド導入でバンドのギアを一段階引き上げた快作。メロウな曲が目白押し。

外向的な開かれたサウンドで完璧なインディーポップ！The Strokesを彷彿とさせるギターやユニークなアレンジが聴く者を夢中にさせる魅力が溢れる3rdアルバム。

Romy Vager(vo&gt)のバックバンドから結成されたメルボルンのロックバンドのシングル。自縄自縛な歌詞がM1では70年代を感じさせる寛容な、M2では切迫感のあるアレンジで聞き入る。

スリーピースらしいアレンジでオルタナティブやパンクをポップに変換し、全編明るく騒がしいキャッチーが詰め詰めになった3年ぶりの2ndアルバム。

リバプール出身の5人組でリリースはEPとシングルのみ。イントロから瑞々しいUKサウンド満開で、さわやかな風を吹き込むブリットポップ。デビューアルバムが待ち遠しい。

パンクグループ・Cheap Teethのメンバー2人による後継バンド。シャウトするボーカルに負けず劣らずのキャッチーなギターフレーズが印象的。各パートが強靭なパワーであるが故に音数の少なさにあとで気づいて驚く。

オハイオ州アセンズで女性ギタリストのデュオから始まったこのバンドは世に出たばかりで情報が少ない。オルタナティブ・シューゲイザーサウンドで気だるいボーカルがクセになる。ローファイな拙さが愛おしい。

9月にファーストアルバム『Hysterical Strength』をリリース予定の6人組ポストパンクの先行シングル。硬質なロックサウンドにサックスが加わりスリリングな世界観が確立され、ノイズギターのインダストリアルな雰囲気も◎。