Monthly Recommend – DEC 2024

2024年12月リリースの新譜 | moQo編集部がおすすめする作品はこちら!

Album | EP | Single

NY拠点の5人組による1stアルバム。ミドルテンポの曲が中心で、ノイジーでしっとりした雰囲気を持ちつつ、メロディーでしっかりと構築しているのが伝わってくる。浮遊感のあるボーカルと、オルタナ・シューゲイザー要素のあるギターサウンドが特徴的。おすすめ曲は”Doghouse”。


Bonus Land | Carrying (🇺🇸USA)

2024/12/06

Good Friend Records

豪ビクトリア拠点の5人組による2ndEP。チープなリズムボックスやアコギに音が重なり賑やかになっていくのが聴いてて楽しい。無条件の脱力具合、その土地の空気が丸ごと封じ込められたかのような音はオーストラリアのバンド特有のもので、トレンドから外れたオルタナティブを感じさせる。


In Yellow | Bones and Jones(🇦🇺Australia)

2024/12/10

Bones and Jones

イタリアのデュオによるインストゥルメンタルアルバム。架空の映画のサウンドトラックとして制作された今作は、東京/NY/ラゴス/リオの4シーンで構成された刺激的な作品。ジャズをベースに、伝統を織り混ぜてジャンルレスな表現が聴覚を超えていこうとする実験的な大作となっている。


Instrumental Ensemble / Soundtrack for Imaginary Movie, Vol. 1

| C’mon Tigre(🇮🇹Italia)

2024/12/06

C’mon Tigre

Stones Throw Records創始者・Chris Manak(Peanut Butter Wolf)とBrian Eliisによるプロジェクトの1stアルバム。60年代後半〜80年代初頭にかけてリリース/制作された不明瞭なトラックを再解釈したカバーアルバム。素晴らしいコンセプトと選曲で、現代の音楽としても十分楽しめる。


Campus Christy | Campus Christy (🇺🇸USA)

2024/12/06

Stones Throw Records

Extra

Bag of Rabbits

Ruth McWilliam

Salmon Toes

Tease With A Fork (Eat The Movie, Wathe The Chinese Food)

俳優としても活躍するCaleb Landry Jonesのデモ集4作。過去にカセットテープ限定でリリースされており、デジタル配信が一挙開始。ジョン・レノンを彷彿とさせる声やコーラス、サイケデリックなポップサウンドかと思えばオルタナティブの側面も見せたりと、多彩な曲のオンパレード。イラストも彼によるもので溢れ出る表現力をなんとかパッケージに収めたのが伝わる。


Caleb Landry Jones (🇺🇸USA)

2024/12/06

Scared Bones Records

Songs

2002年生まれのカナダ人シンガーソングライター。エネルギッシュなバンドサウンド。繊細な若い青年の等身大な姿が見えてくる声質で爽やかなインディーロックサウンドに仕上がっている。


she will be missed | EKKSTACY (🇨🇦Canada)

2024/12/13

EKKSTACY

パワーポップなギターサウンドと親しみのあるメロディーが全開。対照的にタイトルにある「楽観的」を否定する歌詞とのせめぎ合いが、明るくポップな世界観に奥行きを見せる。


Optimystic | Ben Kweller (🇺🇸USA)

2024/12/13

The Noise Company

ファンク・アフロビート・ジャズを融合した楽曲で知られるバンド。ダイナミックなアレンジと、隙のないフレージングの細やかさがピリっとした緊張感の中で生き生きとしている。


Granturismo | Il Mago Del Gelato (🇮🇹Italia)

2024/12/13

A Numero Uno release

JordanとAidanのカップル中心に結成された5人組バンド。ドリームポップにシューゲイザー寄りのサウンドが特徴的。ボーカルの高音がキラキラ感、儚さ、甘酸っぱさを増大させる。


If I Fall | Daydream Twins (🇺🇸USA)

2024/12/12

O)

スコットランド・パース出身の6人組バンド。ボーカルに重きを置きつつ、それを支えるコーラス、アンサンブルのコントラストが聴いていて気持ちが良い。Bメロになると僅かな解放感があり、よく聴くとそれぞれの楽器が異なるフレーズで自由に弾いているからだと納得。


Every Ounce | Parliamo (🇬🇧UK)

2024/12/11

Parliamo